劉焉君郎(宝田明)
第137回の「大河三国志」は、群雄から劉焉の登場。
予告どおり、宝田明さんをキャスティング。
劉焉と言えば三国志演義冒頭。
黄巾の乱が起こった時、彼が募集した義勇軍に
劉備・関羽・張飛が応じるエピソードが印象強し。
劉焉は早くから朝廷の腐敗に気づき、
自ら僻地である益州へ赴任、
都との連絡を遮断し地盤を築くわけですが、
やはり、先見の銘があり優秀な君主だったのでしょう。
コーエーのゲームなんかでは、
序盤に早死にしてしまうので、
あんまし活躍できないんですけどね。
そんな黄巾の乱というか、三国志の物語が始まる以前から
活躍していた劉焉には60年代東宝映画で大活躍された、
宝田さんはピッタリだと思う次第。
勿論「サラリーマンNEO」出演つながりで、
蜀の武将にしたかったんだけどもね。
実は僕、宝田さんが出演されていた舞台を、
一度見たことがあります。
新潟のりゅーとぴあで上演された「四人は姉妹」。
四人姉妹の長女の旦那さん役。
頑固な紳士を好演されていました。
海外の映画ですと、紳士といえば、
それこそ「ダークナイト」でアルフレッドを演じられていた、
英国俳優マイケル・ケイン氏などが思い浮かぶのですが、
日本の俳優さんだと、やはり宝田さんが思い浮かびますよね。
義勇軍応募に応じた劉備を自らの甥と目をかけ、
黄巾の乱鎮圧に派遣する姿にやはりはまると思うんですが。
その義勇軍募集を劉焉にかけあったあの武将には、
その「四人は姉妹」にて、次女の旦那さん役だった、
川津さんを配役しようかな。