人は見た目で判断する?

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この写真は、先日中国へ行ったときに、

自分へのお土産として買ったものです。

現在私の職場のパソコンディスプレイの前に鎮座しています。

三国志を知っている人なら、この二人が諸葛亮孔明趙雲子竜で

あることは一目瞭然でしょう。

他にも劉備張飛馬超黄忠もあったので欲しかったのですが、

やはり人気なのか関羽が無かったので、「桃園の誓い」も「五虎将軍」も

揃えることが不可能。よって孔明趙雲の北伐コンビにしました。

何でここでこの人形を紹介したかというと、

三国志を知らない方がこれを見ると、

ほぼ皆さん趙雲を女性キャラだと思ってしまうんです。

鎧を着た女性って巴御前か板額御前、

あるいは来年の大河ドラマの主人公井伊直虎

まぁ確かに「趙雲は実は女性だった」なんて設定の漫画もありましたけどね…。

やはり、赤ん坊を抱えているからでしょうね。

三国志において、趙雲の一番の見せ所は、

主君である劉備の子息である、まだ赤子の阿斗を抱えたまま、

曹操の10万の大軍の中を一騎駆けする長坂の戦いの名シーン。

赤子を抱いているのは、その名シーンがある故なんです。

「人は見た目で判断してはいけません!」と言いますが、

実際人は見た目で判断します。

このように、そのジャンルが好きな人には当たり前のことでも、

全く予備知識の無い人には誤解を生むこともあるということですね。

仕事で商品の販促などによく関らせていただくので、

こういったことにも注意していきたいですね。