チーム・バチスタvs岩鬼
三振に倒れようとも、その空振ったバットを
場外へ飛ばすなんて、阿部寛かはたまた岩鬼か。
ってことで観ましたよ「チーム・バチスタの栄光」。
原作は読んだことはないんですが、
観た印象としては配役がいい。
バチスタチームも各々個性があるし、
吉川晃司の演技も良かったし
(あんまし出番ないんだけどね)。
でも何と言っても特筆すべきは阿部寛&竹内結子。
キャラ立ちが最高w。
阿部さんは、「TRICK」の上田さん以来こんな役多いな。
男前で顔が濃いのに粘着質で鬱陶しい。
その濃い顔での不敵な笑み。面白すぎる。
竹内さんも、才色兼備な役より、今回の田口役のような、
どこか抜けた感じの方がしっくりきますね。
傍目にはやる気あんのか分からないけど、
芯は強いみたいな。
田口は原作だと男性とのことなので、
原作も読んでみたいすな。
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さてこの映画のオチについての考察は、
エントリを折りたたませてもらいます。
真犯人が誰なのか知りたくない人は、
絶対見ないこと!!!
コメント・トラバをしようとする時も注意を!
一目で犯人が誰か分かってしまうという、
イラストも上げちゃってますです。
ジョジョの奇妙な冒険の特に第6部を知らない人には、
なんのことやら分からないネタを仕込んであります(笑)。
一端話が終息に向かうと見せかけてのどんでん返し。
始めは「なんだよ結局、動機は愉快犯じゃん」って
思ったんですが、よく考えると深いんだな。
医者って唯一生殺与奪の現場に居る職業なんだなと。
改めて考えさせられました。
バチスタ手術という、成功率が高くない手術。
だから患者が手術で帰らない人となっても、
死因が心臓以外にあるなんて誰も思わない。
恐ろしいなと思いました。
イラストはそんな犯人を、ジョジョ第6部に登場した、
チョコラータにダブらせてみました。
かなりの力作なんですが、隠さなければならないのが、
心苦しい(笑)。